肝臓は体内の薬やアルコール、また腸で作られたアンモニアなどの毒素を解毒する働きがあり、その際に肝臓の細胞は少し壊れてしまいます。 しかし肝臓は強い再生能力があり、壊れた細胞を自ら修復します。 この修復にはタンパク質が必要です。 お酒を飲む人がダイエットするとき、ダイエットによってタンパク質が不足すると、肝臓の修復が充分にできなくなってしまいます。 肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、痛みなどの自覚症状が現れにくく、定期検診などでわかった時には症状が悪化している事もあります。 お酒を飲む人がダイエットをする場合は、良質のタンパク質を充分に摂るようにして下さい。
タンパク質は肉や魚、大豆などに多く含まれています。 ダイエット中は動物性のタンパク質よりも、大豆食品の豆腐や納豆など植物性のタンパク質を多く摂ることをお勧めします。 大豆のタンパク質は必須アミノ酸をバランスよく含み、ビタミン、カルシウム、カリウムなども豊富な食品です。 枝豆をつまみにお酒を飲むのは、合理的といえます。 また、動物性のタンパク質としては牛乳が優れていますので、二日酔いに牛乳が良いというのも合理的です。
お酒を沢山飲む人、あるいは食生活に偏りのある人は、肝臓がオーバーフローを起こして脂肪肝になっている場合があります。 脂肪肝は太っている人だけでなく、痩せている人でもなっている場合があり、外見と関係がありません。 また、血液検査でわかるγ−GTP値は、肝細胞の破壊の度合いを示しています。 肝臓の障害は、軽度の段階では、アルコールを控えたり食生活を見直すだけで解消します。 しかし生活を変えず、負担をかけ続けると、やがて肝細胞は繊維化して二度と蘇ることは無くなってしまいます。 肝臓は、まだ生まれ変わる力を持っているうちに、いたわってあげましょう。
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